この季節ならではの涼味を引き連れ、目にも美しく実る品と華を献上...。

縞や華皿、花菱や実りを風のような涼味と共に黒×多彩な色で開く、本場筑前博多織“羅献上”証紙付八寸夏なごや帯でございます。

もじり織の一種で紗よりも複雑な織組織を持つ絹織物“羅”は、一本の経糸が左右の経糸とからみ、そこに緯糸を通して粗い隙間をつくり、まるで風を織るような涼やかさを持ちます。

まだ誰も味わっていない“真っ新な”一品。

鎌倉時代に商人の満田弥三右衛門が栄から持ち帰った唐織の技術が始まりと言われる帯地として名高い絹織物“本場筑前博多織”。独鈷、華皿、縞を織り成す献上柄の帯は、江戸時代に幕府への献上品とされたことから献上博多とも呼ばれます。また、その締めやすさや着崩れのしにくさは、多くの通からも支持され続けます。

カジュアルな夏着物、これから出番の増える浴衣に合わせていかがでしょう？


採寸表
巾 ： 31cm
長さ ： 370cm
素材 ： 正絹


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