後漢時代(1〜3世紀)

胴径約 20cm 高約 24cm

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後漢時代の緑釉長頸壺です。

漢代には、社会の発展と安定に伴い
儒教の祖先崇拝による厚葬が広まったため
このような明器が数多く出土しています。
中でもこれほど深く鮮やかな緑釉陶は珍しく
たいへん得難い優品です。
一部に銀化がみられます。

本作品は青銅器を模しており、
肩には獣が駆け巡るように貼文であらわされ
左右には青銅器と同じように環があります。
口部分にはひっつき負けがありますが
全体に状態が良くヒビや割れはありません。
補修もみられません。

後漢時代を代表的する作例で
同手のものは東京国立博物館をはじめ
多くの博物館に所蔵されています。
資料と保護箱が付属します。

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多少異なって見える場合が有りますのでご了承下さい。
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